日本でエンジン付きのヨットやボートを操縦するには「小型船舶操縦士免許」が必要です。
と言っても、皆で乗るときは、その中の誰か一人が免許を持っていれば、その人を船長にして、乗っている誰もがヨットやボートを操縦することはできます。
そうかもしれないけど、どうせヨットやボートに乗るようになったのならば、自分でも小型船舶操縦士の資格、免許を取りたいですよね。
小型船舶操縦士の免許を取るには、学科試験と実技試験があり、その両方に合格しなければなりません。
小型船舶免許はどのように取得しますか?
安上がりに簡単に取得したいなら、小型船舶の学科試験は直接、国家試験会場に行って、自分で取得してしまうのがおすすめです。
ボートライセンススクール
自動車の運転免許と同じように、小型船舶操縦士免許用のスクールがあり、そこへ通えば、教官がボートに一緒に同乗して、操縦のしかたを指導してくれます。教室では、座学の教官が学科試験に出題される問題を教えてくれます。
このスクールに通って、ちゃんと勉強をして、試験に合格すれば免許は取れます。
でも、自動車の運転免許と違い、小型船舶操縦士の免許は、もっと覚える内容は少ないです。スクールの値段も時間も節約したいのならば、まず学科試験は直接国家試験に受けに行き、合格したら、実技試験だけ、どこかのスクールに行って取得すれば良いのです。
国家試験でもある小型船舶操縦士免許の学科試験は、マークシート方式で回答用紙にチェックします。つまり、わからない問題でも、何かにチェックさえしておけば、正解する可能性も大いにあるのです。
小型船舶操縦士免許の学科試験勉強のコツとしては、本屋に行けば、今までに出題された学科試験の問題集が売られています。そこに書かれているすべての問題を、試験日当日までに丸暗記してしまえば良いのです。
ほとんどの学科試験問題が、信号は青になったら渡りなさい、赤信号では止まりなさいみたいな常識的な問題ばかりです。
中に、ほんの少しだけ三角定規を使ったボートの航路、針路を描く問題があります。それも問題用紙で針路を描いて、答えは回答用紙のマークシートにチェックする問題です。その問題だけ最後に残して、まずは、ほかの問題をすべて丸暗記しましょう。丸暗記が終わったら、三角定規の問題にじっくり取り掛かりましょう。三角定規の問題も、はじめから丁寧にやっていけば、それほど難しいわけではありません。
ぜんぶ丸暗記し終わったら、学科試験当日、試験に臨みましょう。試験は、試験時間いっぱいぎりぎりまで考えて、どうしてもわからない問題にも、すべて必ず回答用紙のマークシートにチェックは入れてから提出しましょう。
ほら、学科試験は意外にかんたんに合格できてしまったでしょう。これで後は、実技試験にさえ合格すれば免許は取れてしまいますね。
学科試験だけ取得しても実技試験はどうすればいいの?
実技試験は、とりあえず置いておいて、まずは学科試験を直接、国家試験会場に出向いていって取得してしまいましょう。
その後で実技試験だけ、どこか最寄りの小型船舶の免許スクールで取得すればいいのです。そのほうが取得費用も安上がりですし、何よりも自力で小型船舶免許を取得したという達成感はハンパないです。
でも学科試験を直接取得するのは難しくないの?
ぜんぜん難しくありません。
記憶力さえあれば誰でも小型船舶免許の学科試験は直接、国家試験会場に行って取得できてしまいます。どれだけの記憶力があれば取得できるのだろうか。
小型船舶免許の学科試験問題をすべて記憶すればOKです
小型船舶免許の学科試験問題すべてを国家試験前までにぜんぶ記憶してしまえば良いのです。そうすれば直接、国家試験会場に出向いていって、小型船舶免許の学科試験をパスできてしまいます。
そんな、どんだけ~記憶すればいいのよ!
学科試験問題ぜんぶと聞くと、最初にそう思ってしまう方が大半でしょう。しかし、小型船舶免許の学科試験問題は基本、基礎的な内容のものばかりです。だから、記憶する気になれば、それほど苦しまなくてもぜんぶ記憶できてしまいます。
どうしても記憶力に自信が持てなければ、こんなもの、学科試験が終わるまでの間の辛抱だ、それが終わったら、それまで記憶していた学科試験問題なんか全部一問残らず忘れてしまえばいい、だから学科試験当日までの2週間ぐらいの間だけ記憶しておこう。
自分にそう言い聞かせて、記憶してしまいましょう!
参考までに、こちらのコーナーに全ての学科試験問題を掲載しておきます。こちらをご覧になり、まずは最初の方だけでも記憶してみましょう。
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